プロジェクト概要
外国人材の就労支援を手がけるNINAITE(株式会社LIT)とFLASPOは、若者が日常で見かける「外国の方の困った場面」を起点に解決アイデアを募るコンテストを2026年5月に実施しました。
賞金総額25万円・上位10位までを表彰。59件の提案が集まり、チームメンバーを含め63名の若者が関わりました。受賞者はアイデアワーク&交流イベントに参加し、当初は札幌本社での現地インターン(交通費・宿泊費無料)も特典として用意していましたが、このインターンは実施に至りませんでした。
「課題を挙げる」だけで終わらせず、自分ならどう変えるかという具体的な工夫・施策まで含めた提案を求めた点が、本コンテストの設計上の特徴です。
プロジェクト背景
同僚、留学生、店員、旅行者——いまの若者世代にとって、外国の方はすでに身近な存在になっています。一方で、言葉や文化の壁による課題は解消されていません。
NINAITEは外国人材の就労支援を行う企業として、次の課題を抱えていました。
- 現場の困りごとは、当事者と日常的に接している人にしか見えない
- 支援の当事者となる若い世代に、この領域そのものが知られていない
- 札幌本社という立地から、首都圏の若者と接点を持ちにくい
そこで本プロジェクトでは、若者自身が見た・経験した場面を出発点にすることで、現場に近い課題を集めながら、同時にこの領域に関心を持つ若者と出会う形をとりました。
プロジェクト内容
STEP1|オンラインアイデアコンテスト
「あなたの身近な外国の方の“困った”を解決するアイデアを考えてください!」をテーマに、FLASPOでコンテストを開催。
応募にあたっては、課題を並べるだけではなく「自分ならこう変える」という具体的な工夫・施策まで提案することを条件としました。結果、59件の提案が集まりました。
コンテスト詳細:https://flaspo.jp/try/687
STEP2|アイデアワーク&交流イベント
受賞者を対象に、5月30日にEZOHUBでアイデアワーク&交流イベントを開催。提出したアイデアを持ち寄り、企業側と直接対話しながら考えを深める場としました。
STEP3|札幌本社での現地インターン(中止)
当初の設計では、希望者に交通費・宿泊費無料で札幌本社に招待し、外国人材支援の現場を体験できるインターンの機会を提供する予定でした。
アイデアを考えた本人が実際の現場に入ることで提案の機能を確かめられ、首都圏の若者にとっては費用の心配なく北海道の企業を知る機会になる——という狙いでしたが、このインターンは実施に至らず中止となりました。
コンテストからインターンまでを一続きにする設計では、受入側の体制が整わないと最後の段で止まることがあります。同じ座組で行ったEZOHUBの案件(【札幌市後援】EZOHUB)では、企業側と学生が直接日程を調整し、調整がつかない場合は事務局が入る運用にすることで、この段を越えています。
成果
若者側では、59件の提案・63名の関与を通じて、身近にありながら意識してこなかった課題を自分の問題として捉え直す機会になりました。受賞者はアイデアワーク&交流イベントで企業側と直接対話し、外国人材支援という領域に触れています。
企業側では、現場に近い視点からの課題と解決案を、まとまった件数で受け取ることができました。札幌という立地にありながら、首都圏の若者と接点を持てたことが成果です。
一方で、現地インターンまでは到達できませんでした。特典に現地体験を置く場合、受入側の実施体制を事前に固めておく必要があることが、本案件から得られた教訓です。
関連リンク
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