〜AIの専門知識は問わない。「あなたが普段すでにやっていること」を地域企業に当てはめる2段構えの設問に〜
FLASPOは、静岡県焼津市の「企業DXチャレンジプログラム」と連携し、若者が普段実践しているAIの使い方を焼津の地域企業に活かす方法を募るコンテストを実施しました。募集は2026年8月から9月13日まで。16件の提案が集まり、チームメンバーを含めると32名の若者が関わりました。
2026年9月17日に審査を確定し、上位6名を表彰(賞金総額12万円/各2万円)。受賞者は焼津市主催の現地プログラムに招待され、コンサルタントの伴走支援のもと、実際に地域企業へ改善プランを提案します。2026年9月28日にキックオフを予定しています。
本コンテストの特徴
焼津市は首都圏・中京圏から近く、水産加工業をはじめとする製造業から、宿泊・コワーキングなどのサービス業まで、多様な中小企業が地域経済を支えています。一方で人手不足が深刻化し、AIを活用した効率化や新しい課題解決の方法が求められていました。
しかし現場には、AIを日常的に使いこなしている人材が身近にいないという壁があります。
そこで本コンテストでは、AIの高度な専門知識を問うのをやめ、若者が普段の生活や活動のなかで実際にAIを使って効率化できていることを出発点にしました。
設問は2段構えです。まず自分がAIで効率化・解決できていることを挙げ、そのうえでその使い方を焼津の地域企業に当てはめると何ができそうかを提案してもらいました。「すでにやっていること」から始めることで、実際に現場で使える提案が集まりやすくなる設計です。
若者のアイデアを、専門家が実行可能な形に整えるところまで
本プログラムは、受賞後の工程まで含めて設計されています。
・キックオフ・レクチャー(2026年9月28日):受賞者6名を対象に、焼津市内・オンラインで地域企業との顔合わせと提案に向けたレクチャーを実施
・現地プログラム:焼津市主催のプログラムに参加し、コンサルタントの伴走支援を受けながら、実際に地域企業へ改善プランを提案
若者のアイデアをそのまま企業に渡すのではなく、専門家が間に入って実行可能な形に整えるところまでを含む点が本プロジェクトの特徴です。
なお焼津市はふるさと住民登録制度のモデル自治体でもあり、本プロジェクトは市外の若者と地域企業をつなぐ取り組みとして位置づけられています。
今後
2026年9月28日のキックオフを経て、受賞者が地域企業への提案に入ります。実施後の成果は、FLASPO MAGAZINEの事例記事に追記します。
関連リンク
・CASE13|若者のアイデア事業化:静岡県焼津市 企業DXチャレンジプログラム
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