CASE10 | 若者のアイデア事業化:表参道GROUND ライブハウス活用イベントコンテスト | FLASPO MAGAZINE

CASE10 | 若者のアイデア事業化:表参道GROUND ライブハウス活用イベントコンテスト

プロジェクト概要

表参道の中心にリニューアルオープンしたライブハウス「表参道GROUND」とFLASPOは、若者向けのイベント企画を募り、提案者本人がオーガナイザーとして実現するコンテストを2023年12月に実施しました。

賞金総額2万円・上位3位を表彰。10件の提案が集まりました(チームメンバーを含めた関与者は12名)。受賞した企画にはライブハウスを無料で貸し出し(3〜50万円相当)、FLASPOのサポートのもとで提案者自身が企画を実現。さらにイベントで得た収益の一部も獲得できる設計としました。

賞金の額ではなく、「場所と実行機会そのものを渡す」ことを特典にした点が本事例の特徴です。

ライブハウスを活用した若者向けイベントを考えてください!(表参道GROUND)
ライブハウスを活用した若者向けイベントを考えてください!(表参道GROUND)

プロジェクト背景

表参道GROUNDは、表参道の真ん中で新しくリニューアルオープンしたライブハウスです。オフラインとライブ配信の両方に対応した会場として、若者に使われる場所になることを目指していました。

会場側の課題は次の点にありました。

  • 新しい会場のため、若者層への認知がない
  • 自社で企画を立てても、若者が「行きたい」と思う内容になるとは限らない
  • 会場を使ってくれる若いオーガナイザーとの接点がない

そこで本プロジェクトでは、会場側が企画を用意して集客するのではなく、若者自身に企画を立ててもらい、その本人に会場を渡すという形をとりました。企画者が同時に集客の主体にもなるため、会場の認知と若者の実行機会を同時につくれる設計です。

プロジェクト内容

STEP1|オンラインアイデアコンテスト

「ライブハウスを活用した若者向けイベントを考えてください!」をテーマに、FLASPOでコンテストを開催。オフライン&ライブ配信イベントの企画アイデアを募集しました。

結果、10件の提案が集まりました。

コンテスト詳細:https://flaspo.jp/try/566

STEP2|会場の無料提供と、企画の実現

受賞した企画には、表参道GROUNDを無料で貸し出し(3〜50万円相当)。提案した本人がオーガナイザーとなり、FLASPOのサポートのもとで実際にイベントを実施できる形としました。

企画を考えるところで終わらせず、会場の手配・当日の運営まで本人が担う。「考える」から「やる」までを一続きにした構成です。

STEP3|収益の一部を還元

さらに、イベントで得た収益の一部を提案者が獲得できる仕組みを用意しました。賞金を受け取って終わりではなく、自分の企画が集客できれば、その分が自分に返ってくる。オーガナイザーとしての当事者性を、報酬の設計からも支える形にしています。

成果

応募は10件と、大きな数ではありませんでした。ただ、本コンテストが求めたのは「実際に自分でやる人」であり、応募のハードルは意図的に高い設計です。不特定多数から数を集める施策ではなく、実行まで担える少数を見つけるための入口として機能しました。

会場側では、自社で企画を立てるのではなく、若者オーガナイザーに場所を開くという形で、会場の使われ方そのものを若者側から提案してもらえました。

賞金2万円という規模でも、会場の無料提供(3〜50万円相当)と収益還元を組み合わせれば、実行意欲のある若者にとって十分な動機になる。予算が限られる場合の設計例として参考になる事例です。

関連リンク

同じような取り組みをご検討の企業・自治体のご担当者様へ
FLASPOでは、全国10万人以上の学生・若者ネットワークから、出身地・在住地・学校・関心で対象を絞り、コンテストからリアルな接点づくりまで一貫してご支援しています。こちらからお気軽にご相談ください

FLASPOで現在開催中のコンテスト