ガクチカを添削してもらう必要性とそのメリット
「書いたガクチカが本当に大丈夫か不安」——この感覚を持ちながらもそのままESを提出してしまう学生は多い。「自分では何度読んでも違和感がない」からこそ、第三者の目を通す「添削」が必要になる。 ガクチカを添削してもらう必要性は2つある。
【必要性① 自分では気づかない問題を発見できる】 自分で書いた文章は「脳内で補完」しながら読むため、「書いていないのに書いたつもりになっている情報」や「論理の飛躍」「抽象的すぎる表現」に気づきにくい。第三者が読んで「ここが分からない」「ここで何をしたのか不明」と感じる部分が、採用担当者が感じる違和感とほぼ一致する。
【添削によるメリット】 ・「何をした人なのかが伝わるか」という根本的な問題の発見 ・数字・具体性が十分かどうかのチェック ・主語・行動の明確さの確認 ・読みやすさ・文章の流れの改善 ・志望企業の求める人物像との整合確認 添削は1回で終わらせず「修正→再添削」を2〜3回繰り返すことで完成度が上がる。「添削を受けた文章の通過率は受けていない文章より高い」という実感は、就活を経験した多くの先輩が持っている。
ガクチカを自己添削するための5つのチェックポイント
自分でガクチカの完成度をチェックするための5つのポイントを示す。
【チェック① 主語が「私が」になっているか】 「チームで解決しました」「全員で取り組みました」という文章が混在していないか確認する。採用担当者が評価できるのは「あなた個人の行動」だ。チームが主語になっている文章を「私が○○を担当し、チームを巻き込んで実施しました」に書き換える。
【チェック② 行動の具体性が十分か】 「改善に取り組みました」「工夫しました」という動詞だけで終わっていないか。「具体的には何をしたのか」を第三者が読んで理解できるレベルの記述があるかどうかを確認する。「マニュアルを作成しました」→「接客の改善ポイントを10項目にまとめたチェックシートを自作し、全スタッフに配布・週次で確認しました」という詳細化が必要なことが多い。
【チェック③ 数字が1つ以上入っているか】 「改善した」「向上した」という抽象表現は数字に置き換えられないか確認する。売上・件数・時間・人数・スコアなど、何らかの数字が1つも入っていない場合は信憑性が下がる。
【チェック④ 学びが具体的か】 「多くのことを学びました」「チームワークの大切さを知りました」という汎用的な学びになっていないか確認する。「仮説を立てて検証するPDCAの習慣」「現場データを根拠に提案する力」など、「何を」学んだかが明確な表現にする。
【チェック⑤ 第三者に読んでもらう】 最終確認として、自分以外の人(友人・家族・キャリアセンター担当者)に読んでもらい「この人が何をした人かわかる?」と聞く。
無料でガクチカ添削を受けられるサービス4選の比較
無料でガクチカの添削を受けられるサービスを4つ比較する。
【① 大学キャリアセンター】 最もコスパが高い選択肢。ES添削・模擬面接・業界情報提供が無料で受けられる。担当者は就活支援のプロで、OB紹介との連動もできる。予約が必要で混雑する時期があるため、早めに初回相談を入れることを推奨する。
【② 就活エージェント(キャリアチケット・マイナビエージェント等)】 担当のキャリアアドバイザーが一対一でES添削を行う。志望業界・企業に詳しい担当者を選べる場合があり、企業とのマッチング支援も同時に受けられる。
【③ 就活コミュニティ・SNS(TwitterX・Tiktok等の就活系アカウント)】 就活経験者や内定者からフィードバックをもらえる場合がある。ただし情報の精度にばらつきがあるため、複数の意見を参考にして取捨選択する必要がある。
【④ 友人・先輩(特に社会人や内定者)】 採用担当者に近い目線を持つ先輩(社会人1〜3年目)からのフィードバックは、「採用担当者目線での違和感」を把握する上で有効だ。ただし企業・業界によって評価基準が異なる点に注意。
添削で指摘されやすい5つのNG表現と改善例
添削を受けた際に頻繁に指摘される5つのNG表現と、それぞれの改善例を示す。
【NG①「一生懸命頑張りました」】 改善:「週○回×○ヶ月間、毎回○時間の練習を継続しました」 理由:「頑張った」は内容がゼロの言葉。行動の頻度・量・期間で置き換える。
【NG②「多くのことを学びました」】 改善:「この経験から、課題の原因を仮説で捉えて行動する力が身につきました」 理由:「多くのこと」は具体性がない。「何を」学んだかを明示する。
【NG③「チームで協力しました」】 改善:「私がデータ分析を担当し、チームの改善策立案に貢献しました」 理由:チームが主語だと自分の貢献が見えない。「私が」主語に切り替える。
【NG④「御社でも活かしたいです」】 改善:「御社の○○部門での○○業務でも、この仮説検証のアプローチを活かしたいと考えています」 理由:「活かしたい」だけでは具体性がない。「どの場面で・何を活かすか」を明示する。
【NG⑤「やりがいを感じました」】 改善:「この取り組みの結果、スタッフ全員からクレームが減ったことへの喜びの声をもらい、仕組みを作って周囲を変える経験の価値を実感しました」 理由:「やりがい」は感想であり成果ではない。具体的な変化と気づきに置き換える。
ガクチカ添削に関するFAQ|友人に頼んでもいい?ChatGPTは?
Q:友人に添削を頼んでいいか?
A:有効だ。特に「採用担当者目線で読んでもらう」ことを友人に意識してもらうと効果が高まる。「このガクチカで何をした人かわかる?」「どこが分かりにくい?」という具体的な質問を添えて依頼することで、より具体的なフィードバックが得られる。ただし友人も就活生である場合は視点に限界があるため、社会人・OB・キャリアセンター担当者との組み合わせで受けることが理想だ。
Q:ChatGPTにガクチカの添削を依頼してもいいか?
A:活用できるが、限界を理解した上で使うこと。ChatGPTは「文章の流れ」「論理の整合性」「表現の改善」については有用なフィードバックをくれる。ただし「この企業の求める人物像に合っているか」「業界の選考基準から見た評価」などの文脈的・業界固有の判断は苦手だ。ChatGPTを文章改善ツールとして使い、最終判断はキャリアセンターや就活エージェントに委ねるという使い分けが現実的だ。
Q:添削を何回受ければ十分か?
A:目安は「3回の修正サイクル」だ。1回目の添削でNGポイントを把握→修正→2回目の添削で残った課題の確認→修正→3回目の最終確認という流れで完成度が高まる。特に1回目の添削から修正する作業が最も学びが多いため、フィードバックを受けたらすぐに修正版を作ることを習慣にしよう。
地域の課題解決に挑戦してみませんか?FLASPOでは、全国の地方創生コンテストに参加できます。あなたのアイデアが地域を変えるきっかけになるかもしれません。
アイデアコンテストプラットフォーム「FLASPO」

アイデア1つで、地域や企業とつながれる。
FLASPOは、全国の自治体・企業が開催する若者向けアイデアコンテストのプラットフォームです。
地域や企業が抱える課題に対して、あなたのアイデアで解決策を提案できます。
賞金やユニークな地域体験が獲得できるコンテストも多数。誰でも参加無料・オンライン完結で挑戦できます。


