Wantedlyとは?「シゴトでココロオドル」を丁寧に解説する | FLASPO MAGAZINE

Wantedlyとは?「シゴトでココロオドル」を丁寧に解説する

Wantedlyとは?「シゴトでココロオドル」を丁寧に解説する

Wantedlyはどのような会社なのか

ウォンテッドリー株式会社は、仲暁子氏によって設立された企業です。ゴールドマン・サックス証券やFacebook Japanでの勤務を経て起業した仲氏は、「シゴトでココロオドルひとをふやす」というビジョンを掲げ、2012年にビジネスSNS「Wantedly」をリリースしました。

「Wantedly」は、給与や待遇といった条件面ではなく、企業のビジョンやカルチャー、働く人の想いに共感して出会うことを重視した求人プラットフォームとして展開されてきました。単なる求人検索サイトではなく、企業のありのままの姿を伝える記事コンテンツを軸に、企業と個人が価値観のレベルでつながることを目指している点が特徴です。

就活生にとっては、単なる転職サイトの一つというイメージだけでなく、「働くことをもっと面白くする」という理念のもとに、企業と個人の新しいマッチングの形を追求してきた企業として理解しておくことが重要です。

創業者の仲氏は、京都大学卒業後にゴールドマン・サックス証券に入社し、その後Facebook Japanの立ち上げに初期メンバーとして関わったという異色の経歴を持っています。金融、外資系IT企業という異なる環境での経験が、その後の起業や事業づくりにどのような影響を与えたのかを知ることは、企業理解を深めるうえで参考になるでしょう。

また、仲氏自身が「Wantedly」の初期プロダクトを自ら開発したというエピソードも広く知られています。経営者自身がプロダクトづくりの現場に深く関わってきた歴史は、同社のものづくりへのこだわりを象徴する要素の一つといえます。

「シゴトでココロオドル」というビジョンの背景

Wantedlyを理解するうえで欠かせないのが、「シゴトでココロオドル」というビジョンに込められた考え方です。創業者の仲氏は、「シゴトでココロオドル」状態を、一緒に働く仲間の「ビジョン」「カルチャー」「スキル」が自分自身とフィットした状態だと説明しており、中でも「ビジョン」への共感が最も重要だと位置づけています。

こうした考え方の背景には、時間を切り売りするような働き方ではなく、仕事そのものに情熱を持って取り組める人を増やしたいという創業者自身の強い思いがあります。実際に、当初は全く異なる実名制のQ&Aサービスとしてスタートしたサービスが、試行錯誤の末に現在の「Wantedly」という形に落ち着いた経緯からも、理念を軸に事業を柔軟に磨き上げてきた姿勢がうかがえます。

就活生としては、「シゴトでココロオドル」という言葉が指す具体的な状態について、自分自身の過去の経験と照らし合わせながら理解を深めておくとよいでしょう。単なるスローガンとしてではなく、実際にどのような瞬間に人は仕事に熱中できるのかを自分なりに考えてみる姿勢が、志望動機を練るうえで役立ちます。

「ビジョン」「カルチャー」「スキル」という三つの要素のうち、どれが自分にとって最も重要なのかを整理しておくことも有効です。人によって仕事への向き合い方は異なるため、自分自身の価値観を言語化しておくことで、面接での自己PRにも一貫性が生まれます。

ユーザーファーストを支える行動規範

Wantedlyの企業文化を語るうえで欠かせないのが、六つの行動規範の一つとされる「Focus on Users」、いわゆるユーザーファーストの考え方です。求人を掲載する企業側の利便性だけでなく、サイトを訪れる求職者にとって質の高い情報が届けられているかどうかを常に重視する姿勢が、同社のサービス運営の根底に流れています。

例えば「Wantedly」に募集を掲載する際には、クオリティの高い記事や写真が求められますが、これは掲載企業にとって一定の手間となる一方で、サイトを訪れるユーザーにとっては、その求人ページの質が意思決定に直結する重要な要素になります。企業側の利便性とユーザー側の利益が相反する場面において、どちらを優先するかという判断基準に、同社の価値観が表れています。

就活生としては、単にバリューを掲げるだけでなく、それが実際の業務や意思決定にどう反映されているのかを具体的に確認する姿勢が大切です。説明会や社員インタビューを通じて、「ユーザーファースト」がどのような場面で発揮されているのか、具体的なエピソードを集めておくと、企業理解が深まります。

六つの行動規範には「Focus on Users」以外にも、事業を前進させるための具体的な指針が定められているとされています。就活生としては、こうした行動規範の全体像を把握し、自分自身がどの指針に最も共感するかを考えてみることも、企業研究を深める良い方法です。

個人と企業のつながりを広げる事業展開

Wantedlyの事業展開を語るうえで見逃せないのが、単なる採用マッチングにとどまらず、個人と企業のつながりそのものを広げていこうとする姿勢です。従業員向けの特典サービスや、社内のエンゲージメント向上を目的とした社内報サービスなど、採用の前後を含めた幅広い場面で個人と企業の関係を支援するサービスが展開されてきました。

これからのWantedlyに求められる価値として、個人間の新たなつながりを作っていくことと、企業と個人のつながりを強化していくことの二つが挙げられているとされています。単に「人と企業を一度だけマッチングさせる」のではなく、その後も継続的な関係性を支えていくプラットフォームへと進化しようとしている点が、同社の事業戦略の特徴です。

就活生としては、こうした「つながりを支え続ける」という考え方が、具体的にどのような機能やサービスとして実現されているのかを調べておくとよいでしょう。単一のサービスとしてではなく、個人と企業の関係性全体を支えるプラットフォームとしてWantedlyを捉える視点を持つことが、企業研究を深めることにつながります。

こうした事業展開は、単に採用が決まった時点で関係が終わるのではなく、入社後も継続的に個人と企業が良い関係を築いていけるようにという狙いに基づいています。就活生としては、自分自身が転職や就職を「点」ではなく「線」として捉える視点を持てるかどうかも、企業理解を深めるヒントになるでしょう。

選考対策として押さえておきたい視点

Wantedlyの選考対策を進めるうえでは、まず同社が近年、新卒採用を本格的にスタートし、いわば「第二創業期」とも呼べるフェーズに入っている点を理解しておくことが役立ちます。売上のさらなる拡大を目指す中で、新卒社員に対しても、既存の枠にとらわれない斬新なアイデアや強い推進力が期待されているとされています。

次に、「シゴトでココロオドル」というビジョンに対して、自分自身がどのような原体験を持っているのかを整理しておくことも大切です。過去にビジョンやカルチャーへの共感から力を発揮できた経験、あるいは条件面だけでは満たされない仕事への向き合い方を実感した経験があれば、それを具体的なエピソードとして準備しておくとよいでしょう。

最後に、Wantedlyは自社のサービスを通じて採用活動を行う企業でもあります。実際に「Wantedly」のプラットフォーム上で同社自身がどのような発信をしているのかを確認することは、企業文化やカルチャーを理解するうえで最も手軽で効果的な方法の一つです。自社のサービスを使いこなす姿勢からも、企業への理解を深めていくとよいでしょう。

エントリーシートや面接の準備を進める際にも、実際に「Wantedly」上に掲載されている他社の求人記事を読み比べてみることをおすすめします。企業がどのような形で自社の魅力を発信しているのかを観察することは、就職活動全体に役立つ視点を養うことにもつながります。

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