大学生の旅行とは?今選ぶべき旅先の3つの基準
大学生活は、学業とアルバイトを両立させつつ、まとまった時間を作れる人生で貴重な時期だ。観光庁の調査によると、大学生(20〜24歳)の国内旅行実施率は約7割と、社会人よりも高い水準にある。限られた予算と時間の中で、どんな旅先を選べば満足度が上がるのか、基準を整理しよう。
【今の大学生の旅行トレンド】コロナ禍以降、大学生の旅行スタイルは大きく変化した。「定番観光地をサクッと回る」より「地方でじっくり体験する」傾向が強まり、関係人口として地域と関わる旅行が注目されている。観光庁の「若者旅行振興」事業でも、地方創生と旅行を結ぶ政策が推進されている。
【今選ぶべき旅先の3つの基準】1つ目は「費用対効果の高さ」。交通費・宿泊費・食費・体験費のトータルバランスが取れているか。安さだけでなく、支払った金額以上の体験価値があるかを見極める。2つ目は「ここでしかできない体験」。メジャー観光地の定番コースより、その地域ならではの体験(農業、漁業、伝統工芸、ローカルフード)が得られる場所を選ぶと、記憶に残る旅になる。3つ目は「成長やキャリアにつながる学び」。単なる遊びで終わらせず、将来の仕事観や生き方を広げる視点で旅先を選ぶ。地方インターンと組み合わせた旅や、関係人口として続ける訪問地など、旅が将来への投資になる選び方が注目されている。3つの基準を意識するだけで、「消費する旅」から「豊かにする旅」へと変わっていく。
予算別大学生におすすめの国内旅行先5選(2万円・5万円・10万円)
大学生の旅行は「予算ありき」でプランを組むのが現実的だ。3つの予算帯別に、満足度の高いおすすめ旅行先を紹介する。
【予算2万円:週末1泊2日プラン】首都圏発なら箱根・日光・鎌倉・秩父・伊豆などの近郊エリアが狙い目。青春18きっぷ(5日分12,050円、1日あたり約2,400円)を使えばさらに安く行ける。温泉・ご当地グルメ・神社仏閣の3点セットで1泊2日が可能。
【予算3〜5万円:2泊3日の中距離プラン】東京からなら京都・大阪・金沢・仙台・広島などが射程圏内。新幹線の早割やLCCを使えば、交通費を大幅に圧縮できる。大学生協の旅行プランや、じゃらん・楽天トラベルの「大学生割引」を活用すると、宿泊費も安く抑えられる。地元のユースホステルやゲストハウスなら1泊3,000〜5,000円で宿泊可能。
【予算8〜10万円:3泊4日以上の長距離・離島プラン】北海道・沖縄・離島(屋久島・壱岐・対馬・小笠原など)は大学生の「人生で一度は行きたい」定番。LCCと民宿を組み合わせれば、社会人になってからでは難しい長期滞在が可能だ。離島のアルバイト付き滞在プログラム(「大人の島留学」や「しまむすび」など)は、旅費をほぼゼロにしながら現地で1〜2週間暮らせる画期的な仕組みで、近年人気が急上昇している。予算に応じて選択肢が広がるが、重要なのは「予算内で何を体験したいか」を先に決めること。体験の質が旅の満足度を決める。旅行は計画段階から楽しい。
大学生の旅行費用を抑える5つのコツ
大学生が旅行を続けるには、費用を賢く抑える工夫が欠かせない。実践的な5つのコツを紹介する。
【コツ1:早割・セール・LCCを徹底活用する】新幹線なら「えきねっとトクだ値」で最大35%オフ、飛行機ならLCC(Peach・Jetstar・Spring Japan)の早割で東京〜福岡が片道5,000〜8,000円に。旅行日を決めたらすぐ予約するのが鉄則だ。
【コツ2:青春18きっぷと周遊パスを使う】JR全線の普通列車が1日乗り放題になる「青春18きっぷ」(5日分12,050円)は、時間に余裕のある大学生にぴったり。時間を楽しむ旅にすれば、交通費は大幅カット。「JR東日本パス」「西日本パス」などの周遊券も狙い目。
【コツ3:ゲストハウス・ユースホステルを選ぶ】全国に約500軒以上のゲストハウスがあり、1泊2,000〜4,000円で宿泊可能。共有スペースで他の旅行者と交流でき、現地情報も入手できる。ホテルより圧倒的に安く、体験の幅も広がる。
【コツ4:学割・学生向け割引を忘れない】美術館・博物館・水族館・動物園の多くは学生割引があり、通常料金の2〜3割引。学生証は必ず持参しよう。
【コツ5:アルバイト付き滞在や地方インターンを活用する】FLASPOなど地方インターン支援サービスを使えば、滞在費や交通費補助が出る案件も多い。旅と学びを同時に成立させる「働く旅」として、若者の間で定着しつつある。工夫次第で、予算が少なくても濃密な旅ができる時代だ。
【2026年最新】大学生が行くべき穴場スポットランキング10選
定番観光地もいいが、SNS映え・地方体験・感動の濃さで言えば、穴場スポットの方が記憶に残る旅になる。2026年版の大学生向けTOP10を紹介する。
【1位:島根県海士町(隠岐諸島)】「大人の島留学」が有名な離島、海と星空の美しさは圧巻。
【2位:徳島県神山町】ITサテライトオフィス発祥地、カフェとアートの町。
【3位:福井県鯖江市】「RENEW」の伝統工芸オープンファクトリー開催地。
【4位:香川県直島・豊島】瀬戸内国際芸術祭の中核、現代アートの聖地。
【5位:岩手県紫波町オガール】公民連携の町づくりモデル、マルシェと図書館が魅力。
【6位:新潟県佐渡島】朱鷺・金山・日本酒など、コンテンツの宝庫。
【7位:鹿児島県屋久島】世界自然遺産、縄文杉トレッキングは一生の思い出。
【8位:沖縄県竹富島】赤瓦の古民家と水牛車、離島の原風景が残る。
【9位:長野県小布施町】葛飾北斎ゆかりの町、アート×地方の好例。
【10位:熊本県阿蘇】火山・温泉・乳製品、雄大な自然が魅力。これらの共通点は「地域と深くつながれる」「観光客が少なく静か」「学びや発見がある」の3つ。SNSで「穴場旅行」「日本の絶景」で検索すると、さらに新しい発見があるだろう。旅は「誰かが行った場所」より「自分で見つけた場所」の方が、ずっと記憶に残る。
よくある質問(FAQ)
Q: 大学生の旅行の平均費用はどのくらいですか?
A: 観光庁の調査によると、大学生の国内旅行1回あたりの平均費用は2〜5万円程度。卒業旅行など長期プランは8〜15万円が平均だ。近距離週末旅行なら2万円以下も十分可能で、LCCや早割を使えば海外旅行も5〜10万円で行ける。大切なのは「使える予算の中でベストを尽くす」意識で、無理なローンや借金をしないこと。アルバイトを計画的に組むことで、年に数回の旅行は現実的に可能になる。
Q: 一人旅と友人との旅、どちらがおすすめですか?
A: それぞれメリットが異なる。一人旅は「自分のペースで動ける」「思考の整理ができる」「現地の人と深く話せる」などの利点があり、自己成長の機会になりやすい。一方、友人旅は「費用を割り勘で抑えられる」「楽しさを共有できる」がメリット。大学生のうちに両方を経験するのがおすすめ。どちらも将来の人生を豊かにする経験値になる。
Q: 大学生のうちに行っておくべき場所はありますか?
A: 社会人になると行きにくくなる場所を優先するのが賢い選択だ。1つ目は「連休が取りにくい離島や海外奥地」(屋久島、小笠原、東南アジアの離島など)。2つ目は「体力が必要な場所」(富士山、屋久島縄文杉、熊野古道など)。3つ目は「格安で泊まれるゲストハウス拠点の地方」。社会人になると時間・体力・自由度が下がるため、大学生ならではの長期滞在や冒険的な旅が後悔の少ない選択になる。
地域の課題解決に挑戦してみませんか?FLASPOでは、全国の地方創生コンテストに参加できます。あなたのアイデアが地域を変えるきっかけになるかもしれません。
アイデアコンテストプラットフォーム「FLASPO」

アイデア1つで、地域や企業とつながれる。
FLASPOは、全国の自治体・企業が開催する若者向けアイデアコンテストのプラットフォームです。
地域や企業が抱える課題に対して、あなたのアイデアで解決策を提案できます。
賞金やユニークな地域体験が獲得できるコンテストも多数。誰でも参加無料・オンライン完結で挑戦できます。


