ワーケーションは英語で何という?「Workcation」の意味・海外事情・会社申請文例まで解説 | FLASPO MAGAZINE

ワーケーションは英語で何という?「Workcation」の意味・海外事情・会社申請文例まで解説

ワーケーションは英語で何という?「Workcation」の意味・海外事情・会社申請文例まで解説

ワーケーションは英語で何という?「Workcation」の正しい使い方と海外との意味の違い

「ワーケーション」を英語で言うと「Workcation(ワーケーション)」または「Work-cation」です。Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせたかばん語(ポートマントー)で、英語圏でも同じスペルで使われています。

ただし、日本語と英語では「workcation」のニュアンスが若干異なります。

【英語圏での”Workcation”の意味】

英語圏では「workcation」は主にリモートワーカーやデジタルノマドが旅行先で仕事をする行為を指します。特にアメリカでは「vacation中に少し仕事する」という後ろめたいニュアンスも含まれており、「ちゃんと休めていないんじゃ?」という批判的な文脈でも使われることがあります。一方で最近はポジティブな意味合いで「好きな場所で働く自由なライフスタイル」として再定義されつつあります。

【日本語との違い】

日本では「ワーケーション」は政府・観光庁が推進する政策的なキーワードで、「地方移住促進」「有給消化」「生産性向上」の観点から使われることが多いです。英語圏では政府主導よりも民間・個人の自発的な取り組みとして広がってきた背景があります。

他の類似英語表現として「Bleisure(ビジネス+レジャー)」「Digital Nomad(デジタルノマド)」「Remote work vacation(リモートワーク旅行)」などがあります。Bleisureは特に出張に休暇を組み合わせるスタイルを指し、「ワーケーション」と近い概念ですが、出張が起点になっている点が異なります。

英語でworkcationを紹介するときは「I’m on a workcation — working remotely while exploring a new place」のように説明すると伝わりやすいです。

英語圏のワーケーション事情3選|アメリカ発祥の歴史から欧州・アジアの最新トレンドまで

ワーケーションは日本発の概念ではなく、実はアメリカ発祥です。英語圏での歴史と世界各地の最新トレンドを3つの地域に分けて解説します。

【①アメリカ:発祥地の現在】

「workcation」という言葉は2000年代前半にアメリカで誕生したとされ、在宅勤務(telecommuting)の延長として普及しました。2020年のコロナ禍でリモートワークが急拡大し、「どこでも働ける」文化が一気に定着。特にシリコンバレーやニューヨークのIT企業でフレキシブルな働き方が認められ、「旅行先からGoogleドキュメントで仕事する」スタイルが標準化しました。現在はハワイ・コロラド・バーモント州など自然豊かなエリアへのワーケーション移動が人気で、一部の州は「デジタルノマドへの税制優遇」も実施しています。

【②ヨーロッパ:制度的なサポートが充実】

ヨーロッパでは多くの国が「デジタルノマドビザ」を発行しており、外国人が合法的に長期滞在しながら働けます。ポルトガル(リスボン)・スペイン・クロアチア・エストニアなどが有名で、特にポルトガルは「デジタルノマドの聖地」として世界中のリモートワーカーに人気。EU圏内は物価が多様で、東欧(チェコ・ポーランド・セルビア)は低コストで快適な環境が整っています。

【③アジア:急成長するデジタルノマド拠点】

アジアではバリ島(インドネシア)・チェンマイ(タイ)・ジョージア(コーカサス地方)などがデジタルノマドの人気スポット。特にバリ島は「コワーキングスペース+シェアハウス」のコミュニティが世界最高水準で、月10〜15万円程度で快適な生活と仕事環境が整います。日本人のデジタルノマド・ワーケーション実践者も急増中で、特に20〜30代の副業フリーランサーに人気です。

海外でワーケーションするといくら?費用・ビザ・Wi-Fi・税務の注意点を国別に解説

海外でワーケーションを実現する際は、費用だけでなくビザ・Wi-Fi・税務という3つの実務的な壁をクリアする必要があります。

【国別コスト比較(1か月・1人の場合)】

・バリ島(インドネシア):宿泊5〜10万円+食費3〜5万円+コワーキング2〜4万円 → 計10〜19万円(日本の都市部より安いケースも)

・チェンマイ(タイ):宿泊4〜8万円+食費2〜3万円+コワーキング1〜2万円 → 計7〜13万円(物価安でコスパ最強)

・リスボン(ポルトガル):宿泊10〜20万円+食費5〜8万円+コワーキング3〜5万円 → 計18〜33万円(欧州では比較的安め)

・ニューヨーク(アメリカ):宿泊30〜60万円+食費10〜15万円+コワーキング5〜10万円 → 計45〜85万円(高コスト)

【ビザの注意点】

多くの国では「観光ビザで就労してはいけない」という法律があります。ただし「外国企業のリモート社員」として働く場合はグレーゾーンの国も多く、厳密な取り締まりは少ないのが実態です。安全に長期滞在するなら「デジタルノマドビザ」を発行している国を選ぶこと。2025〜2026年時点でビザを発行しているのはポルトガル・スペイン・クロアチア・エストニア・タイ(LTR visa)・インドネシア(E33G visa)などです。

【税務の注意点】

日本の居住者(日本に住民票がある)のまま海外でリモートワークする場合、基本的に日本で確定申告・納税義務があります。183日以上海外に滞在すると「非居住者」扱いになり課税関係が変わる可能性も。フリーランスで海外ワーケーションを実施する際は、税理士・社会保険労務士への相談を強く推奨します。

【Wi-Fi環境】

バリ島・チェンマイなどのデジタルノマド人気地では、コワーキングスペースのWi-Fiが日本並みに高速(100Mbps以上)の場合も多いです。ただし宿泊施設のWi-Fiはバラつきがあるため、現地SIM(eSIM)の購入をおすすめします。

英語でワーケーションを会社に申請する方法|外資・グローバル企業向け申請文例と交渉術

外資系企業・グローバル企業に勤めていると、ワーケーションの申請も英語で行う必要があります。実際に使える申請文例と交渉術を紹介します。

【英語での申請に必要な5つの要素】

①目的・期間・場所の明記(Dates, Location, Purpose)

②業務継続性の担保(Business continuity assurance)

③連絡手段・タイムゾーン対応の確認(Communication & timezone coverage)

④セキュリティ対応の説明(Security measures)

⑤緊急時の対応方針(Emergency response plan)

【英語申請メールのサンプル文例】

Subject: Request for Remote Work Arrangement – [Your Name] / [Dates]

Dear [Manager’s Name],

I would like to request approval for a remote work arrangement from [Start Date] to [End Date], during which I plan to work from [Location] (Japan Standard Time, UTC+9).

During this period, I will:

– Maintain my full work schedule (9 AM–6 PM JST) and remain reachable via Slack and email.

– Ensure all deadlines and deliverables are met as scheduled.

– Use a VPN for secure access to company systems.

– Be available for video calls during regular business hours.

I am happy to discuss any concerns or adjust the arrangement based on team needs.

Thank you for your consideration.

Best regards,

[Your Name]

【交渉術のポイント】

外資系では「なぜそれが会社にとってもメリットなのか」を説明することが重要。「生産性向上」「エンゲージメント向上」「より良いアウトプット」というビジネス言語で話すと承認されやすいです。また「まずは1週間のトライアルを試してみませんか(Can we start with a one-week trial?)」という提案で、上長の心理的ハードルを下げることができます。

よくある質問(FAQ)

Q: 「Workcation」は英英辞典に載っていますか?

A: はい、Merriam-Webster(米国の権威ある辞書)が2021年に「workcation」を公式に収録しました。定義は “a vacation during which one also works” とされており、英語圏でも一般的に認知されている単語です。ビジネスシーンでも問題なく使用できる表現です。

Q: 海外ワーケーション中でも日本の社会保険・年金は継続できますか?

A: 日本の企業に在籍したまま海外でリモートワークする場合、原則として日本の社会保険・厚生年金は継続加入できます。ただし「海外赴任」ではなく「テレワーク」として滞在する場合、勤務先企業の判断・就業規則によって異なります。フリーランスの場合は国民年金・国民健康保険への加入状況を確認してください。183日以上の海外滞在は「非居住者」扱いとなり手続きが変わる可能性があるため、社会保険労務士への事前相談を強く推奨します。

Q: 英語が得意でなくてもバリ島・チェンマイなどでワーケーションできますか?

A: 十分可能です。バリ島・チェンマイはデジタルノマドの一大拠点として英語が広く通じており、コワーキングスペースのスタッフは英語対応が標準的です。宿泊施設も英語表記のサイト(Booking.com・Airbnb)から予約でき、翻訳アプリ(Google翻訳)を使えば日常生活に困ることはほとんどありません。最低限「Thank you」「How much?」「Wi-Fi password?」程度の英語で、初めての海外ワーケーションを体験することができます。

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