【一覧表】47都道府県の特産品・名産品|地方別に見やすく整理

【47都道府県】特産品一覧|地方別の有名グルメと入手方法を総まとめ

日本の47都道府県には、それぞれの気候や歴史から生まれた特産品があります。この記事では、各都道府県の代表的な特産品を7つの地方に分けて一覧表にしました。左の列は野菜・果物・魚・肉などの「とれるもの」、右の列は加工品や伝統工芸品などの「つくるもの」です。

「特産品」という言葉の意味や、名産品・名物との違いを先に知りたい人は、特産品とは?意味・定義と名産品との違いを読んでみてください。

47都道府県の特産品一覧表【地方別】

表の特産品は、その県を代表するものを編集部が選んだ例です。生産量の順位は年によって入れ替わるため、最新の数字は農林水産省の作物統計で確かめられます。

北海道・東北地方(7道県)

都道府県農産物・水産物・畜産物加工品・工芸品
北海道じゃがいも、たまねぎ、ホタテ、夕張メロンバター・チーズなどの乳製品
青森県りんご、にんにく、ほたて津軽塗
岩手県三陸わかめ、いわて短角牛南部鉄器、浄法寺塗
宮城県牡蠣、ほや、米(ひとめぼれ)笹かまぼこ、ずんだ餅
秋田県米(あきたこまち)、比内地鶏稲庭うどん、きりたんぽ、大館曲げわっぱ
山形県さくらんぼ、西洋なし(ラ・フランス)、米沢牛天童の将棋駒
福島県もも、米喜多方ラーメン、会津塗、赤べこ

関東地方(7都県)

都道府県農産物・水産物・畜産物加工品・工芸品
茨城県メロン、れんこん、くり干しいも、納豆
栃木県いちご(とちおとめ・とちあいか)、にらかんぴょう、益子焼
群馬県嬬恋キャベツ、こんにゃくいも、下仁田ねぎこんにゃく、桐生織
埼玉県深谷ねぎ、さといも、狭山茶草加せんべい、岩槻人形
千葉県落花生、日本なししょうゆ(野田・銚子)
東京都小松菜、あしたば(伊豆諸島)江戸切子、くさや
神奈川県三浦だいこん、湘南しらす小田原かまぼこ、鎌倉彫

中部地方(9県)

都道府県農産物・水産物・畜産物加工品・工芸品
新潟県米(コシヒカリ)、枝豆日本酒、笹団子、燕三条の金属製品
富山県ほたるいか、白えび、氷見のぶります寿司、高岡銅器
石川県加賀野菜、ずわいがに輪島塗、九谷焼、金沢の金箔
福井県越前がに、米鯖江の眼鏡フレーム、越前和紙、越前そば
山梨県ぶどう、もも、すももワイン、甲州印伝
長野県レタス、りんご、ぶどう信州そば、野沢菜漬、信州みそ
岐阜県富有柿、飛騨牛、鮎関の刃物、美濃焼、美濃和紙
静岡県茶、みかん、わさび、桜えび、浜名湖うなぎ駿河竹千筋細工、黒はんぺん
愛知県キャベツ、きく(花)、うずら卵、名古屋コーチン八丁味噌、瀬戸焼、常滑焼

近畿地方(7府県)

都道府県農産物・水産物・畜産物加工品・工芸品
三重県松阪牛、伊勢えび、真珠、伊勢茶伊賀焼、伊勢うどん
滋賀県近江牛、近江米ふなずし、信楽焼
京都府京野菜(九条ねぎ・賀茂なす)、宇治茶西陣織、清水焼、八ツ橋
大阪府泉州水なす、ぶどう(デラウェア)堺打刃物、たこ焼き・お好み焼きの粉もん文化
兵庫県神戸ビーフ、淡路島たまねぎ、丹波黒大豆灘の日本酒、播州そうめん、豊岡かばん
奈良県柿、大和茶三輪そうめん、奈良漬、奈良筆
和歌山県みかん、梅、柿梅干し、紀州備長炭

中国地方(5県)

都道府県農産物・水産物・畜産物加工品・工芸品
鳥取県二十世紀梨、松葉がに、らっきょう因州和紙
島根県宍道湖のしじみ、あご(とびうお)出雲そば、石州和紙
岡山県白桃、マスカット・ピオーネ備前焼、児島のデニム・学生服
広島県牡蠣、レモン熊野筆、もみじ饅頭
山口県下関のふぐ、夏みかん萩焼、瓦そば

四国地方(4県)

都道府県農産物・水産物・畜産物加工品・工芸品
徳島県すだち、なると金時、鳴門わかめ阿波藍、大谷焼
香川県オリーブ、ハマチ讃岐うどん、丸亀うちわ
愛媛県かんきつ(伊予柑・みかん)、養殖真鯛今治タオル、砥部焼
高知県かつお、ゆず、なす、しょうが土佐和紙、土佐打刃物

九州・沖縄地方(8県)

都道府県農産物・水産物・畜産物加工品・工芸品
福岡県いちご(あまおう)、八女茶、有明海ののり博多明太子、博多織、久留米絣
佐賀県有明海ののり、佐賀牛、呼子のいか有田焼・伊万里焼
長崎県びわ、じゃがいもカステラ、ちゃんぽん、波佐見焼
熊本県トマト、すいか、い草馬刺し、からし蓮根、畳表
大分県かぼす、乾しいたけ、関あじ・関さば別府竹細工、とり天
宮崎県マンゴー、宮崎牛、日向夏、きゅうりチキン南蛮、焼酎
鹿児島県さつまいも、黒豚、茶芋焼酎、かつお節、薩摩切子
沖縄県さとうきび、ゴーヤー、パイナップル泡盛、琉球ガラス、紅型
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都道府県の特産品はなぜ生まれる?3つの理由

一覧を見ると、「なぜこの県にこの特産品があるのか」が気になってきます。背景には大きく3つの理由があります。

1つ目は気候・風土です。昼と夜の気温差が大きい地域では果物の糖度が上がりやすく、山形のさくらんぼや山梨のぶどうはこの条件に恵まれています。北海道の広い平地は大規模な畑作に向いていて、じゃがいもやたまねぎの一大産地になりました。三陸のわかめや広島の牡蠣のように、海の環境が育てる特産品もあります。

2つ目は歴史・文化です。京都の京野菜は都の食文化とともに受け継がれてきましたし、和歌山の梅は紀州藩の時代から栽培が広がったとされます。岩手の浄法寺塗のように、地元でとれる漆と職人の技が何百年も続いてきた工芸品もあります。

3つ目は産業としての積み重ねです。いったん産地として知られると、生産の技術や加工・流通の仕組みが地域に集まり、さらに強い産地になります。こうした地域との結びつきを国が名前ごと守る仕組みが「地理的表示(GI)保護制度」で、農林水産省の登録産品一覧では179産品が登録されています(2026年7月10日更新時点)。

都道府県の特産品を自分で調べる方法

学校の調べ学習や、旅行前の下調べで「もっと詳しく知りたい」ときは、公的なサイトを使うと正確な情報にたどり着けます。

知りたいこと使うサイトわかること
生産量の順位農林水産省「作物統計」品目ごとの都道府県別の収穫量。何位かは年によって変わる
市町村ごとの農業の特徴農林水産省「わがマチ・わがムラ」市町村ごとの農業産出額や主な品目
国が守っている産品GI登録産品一覧地理的表示に登録された産品と産地
郷土料理農林水産省「うちの郷土料理」都道府県ごとの郷土料理と、その歴史・作り方

たとえば荒茶(お茶)の生産量は長く静岡県が1位でしたが、令和6年産では鹿児島県が初めて1位になりました。「〇〇県といえば△△」というイメージと、最新の数字が違うこともあるので、統計で確かめる習慣をつけておくと安心です。

都道府県の特産品を手に入れる4つの方法|直売所からふるさと納税まで

気になる都道府県の特産品を手に入れる方法は、大きく4つあります。

方法1:現地の直売所・道の駅で買う。全国に1,200か所以上ある道の駅には、農産物の直売所が併設されていることが多く、朝採れの野菜や地元の加工品が並びます。品ぞろえが多い午前中の訪問がおすすめです(国土交通省「道の駅」)。

方法2:都市部のアンテナショップで買う。東京の銀座・有楽町・日本橋のあたりには、多くの都道府県のアンテナショップが集まっています。実際に手に取って選べるのが通販にはない良さで、試食や物産展が開かれることもあります。旅行のお土産選びのコツはお土産の選び方でも紹介しています。

方法3:ふるさと納税で選ぶ。好きな自治体に寄附すると、お礼として特産品を受け取れます。自己負担は2,000円で、「まだ行ったことのない県の特産品を試す」入り口としても便利です。ふるさとチョイスやさとふるなどのサイトでは、都道府県別に返礼品を探せます。

方法4:お取り寄せ通販や産地直送で買う。地方新聞社が選んだ商品を扱う47CLUBや、道の駅・生産者の公式オンラインショップが増えています。選び方はお取り寄せグルメの選び方、生産者から直接買う仕組みは産地直送とは?でまとめています。

特産品で地方を応援しよう|地産地消・GI・6次産業化

特産品を買うことは、地方の経済を支えるアクションでもあります。知っておきたいキーワードを3つ紹介します。

1つ目は「地産地消」。地域でとれたものをその地域で消費する取り組みで、農林水産省も地産地消の取り組みを進めています。直売所で地元の食材を買うのが基本ですが、ふるさと納税や通販で遠くの特産品を買うことも、生産者を応援する一歩になります。

2つ目は「GI(地理的表示)」。夕張メロンや神戸ビーフのように、地域の気候や製法と結びついた産品の名前を国が知的財産として守る仕組みです。地域の名前を生かしたブランドづくりについては地域ブランドとは?で紹介しています。

3つ目は「6次産業化」。農林水産業(1次)が加工(2次)と販売(3次)まで手がける取り組みで、規格外の果物をジャムにして売るなど、新しい特産品を生み、食品ロスも減らします(農林水産省「6次産業化」)。

若い世代にできることは意外とシンプルです。旅先で直売所に寄る、ふるさと納税で気になる県の返礼品を試す、おいしかった特産品をSNSで紹介する。もう一歩踏み込みたい人は、FLASPOのTRYで、地域の特産品のPRや商品づくりのお題にアイデアで挑戦することもできます。

特産品を生かした地域の取り組みに、若者が加わる例も増えています。宮崎県新富町の地域商社・こゆ財団は、ふるさと納税の「1粒1000円ライチ」で知られる団体で、町の資源を生かした“半々ビジネス”のアイデアを若者から募るコンテストを開きました(こゆ財団“半々ビジネス”アイデアコンテスト)。静岡県菊川市では、GIに登録された「深蒸し菊川茶」を若者に届けるキャラクターを全国から募り、74件の応募が集まりました(菊川市茶業協会の事例)。

よくある質問(FAQ)

Q: 自分の都道府県の特産品はどうやって調べられますか?

A: この記事の一覧表で代表的なものをつかんだら、農林水産省の「作物統計」で品目ごとの生産量を、「わがマチ・わがムラ」で市町村ごとの主な品目を確かめるのがおすすめです。各都道府県の観光サイトや、ふるさと納税サイトで県名を検索するのも手軽な方法です。

Q: 特産品と名産品は違うものですか?

A: 特産品は「その地域で作られていること」、名産品は「その地域のものとして全国に知られていること」を重視する言葉です。くわしくは特産品とは?と名産品とは?で比較しています。

Q: 都道府県で生産量1位の特産品にはどんなものがありますか?

A: よく知られている例に、青森県のりんご、山形県のさくらんぼ、和歌山県のみかんと梅、栃木県のいちご、長野県のレタス、広島県の牡蠣があります。ただし順位は年によって入れ替わります。お茶(荒茶)は令和6年産で鹿児島県が静岡県を抜いて初めて1位になりました。最新の順位は農林水産省の「作物統計」で確かめてください。

地域の課題には、アイデアで関わることもできます。自治体や企業が出したお題に、学生・若者が企画を応募するコンテストはFLASPOのTRY一覧で探せます。

自治体・企業の方へ

若者との関係人口づくりを、コンテストから現地まで

FLASPOは、自治体・企業のお題で学生・若者のアイデアを集め、受賞者の現地訪問や提案の場までを運営しています。開催事例と資料をご覧ください。

FLASPOで募集中のコンテスト

自治体や企業が出したお題に、学生・若者がオンラインでアイデアを応募できます。募集中のものも、これまでのお題と結果も、一覧で見られます。