BASEとは?誰でも簡単にネットショップを作れる挑戦を解説する | FLASPO MAGAZINE

BASEとは?誰でも簡単にネットショップを作れる挑戦を解説する

BASEとは?誰でも簡単にネットショップを作れる挑戦を解説する

BASEはどのような会社なのか

BASE株式会社は、2012年に鶴岡裕太氏によって設立された企業です。鶴岡氏の母親が発した「ネットショップをやりたいけど、難しくてわからない」という一言がきっかけとなり、誰でも簡単に無料でネットショップを開設できるサービス「BASE」が生まれたとされています。

「BASE」は、専門的な知識がなくてもインターネット上に自分のお店を持てるようにすることを目指し、複雑になりがちな管理画面の操作をできる限り簡易にする工夫を重ねてきました。創業からわずか数年で数十万店舗が開設されるなど、急速に多くのユーザーに支持されるサービスへと成長してきました。

就活生にとっては、単なるネットショップ作成サービスの会社というイメージだけでなく、「Payment to the People, Power to the People.」というミッションのもとに、個人やスモールチームの経済活動を支えようとする企業として理解しておくことが重要です。

創業者の鶴岡氏は、高校卒業後に大学へ進学するものの中退し、学生時代からインターネット関連のサービス立ち上げに携わってきた経歴を持っています。若くして起業家として活動してきた経験は、同社のスピード感ある事業運営にも表れているといえるでしょう。

鶴岡氏は22歳という若さでBASE株式会社を設立しており、学生や若手社会人にとっても身近に感じられる経営者の一人といえます。若い世代がどのように事業を立ち上げ、成長させてきたのかを知ることは、キャリアを考えるうえでも参考になるでしょう。

ネットショップ作成から決済・金融領域への広がり

BASEを理解するうえで欠かせないのが、ネットショップ作成サービスという一つの入り口から、決済や金融といった領域へと事業を広げてきた成長の過程です。「BASE」の運営を通じて蓄積してきた決済に関する知見を活かし、開発者が決済機能を組み込めるオンライン決済サービス「PAY.JP」など、複数の関連サービスを展開してきました。

さらに、ショップの将来債権を活用したファクタリングサービスや、世界各国のECモールへ同時出店できる越境ECサービスなど、個人やスモールチームが事業を営むうえで直面するさまざまな課題に応えるサービスを次々と展開しています。ネットショップの運営だけでなく、資金調達や海外展開といった、事業成長の各段階に寄り添う姿勢がうかがえます。

決済領域に関心があるのか、金融領域に関心があるのか、あるいは越境ECのようなグローバル展開に関心があるのかによって、志望動機の方向性も変わってきます。

グループ全体の流通総額は数千億円規模に達しているとされ、単なるネットショップ作成ツールという枠を超えた経済インフラとして機能しつつあります。就活生としては、こうした事業規模の広がりを踏まえて、自分の関心領域を具体的に定めていくとよいでしょう。

越境ECサービスは、日本国内の個人事業主が海外市場に販路を広げる後押しをするという点で、グローバルなビジネスに関心がある学生にとっても魅力的な事業領域です。海外展開に強い関心を持つ場合は、この領域の事業内容を重点的に調べておくとよいでしょう。

個人やスモールチームをエンパワーメントする思想

BASEの企業文化を語るうえで欠かせないのが、個人やスモールチームという、大企業に比べて資本力や専門知識で不利になりがちな存在を後押ししたいという思想です。「Power to the People」という言葉には、これまで大きな資本や専門知識を持つ企業にしかできなかったことを、テクノロジーの力で個人にも可能にしていきたいという願いが込められているといえるでしょう。

この思想は、単にネットショップを開設できるようにするだけでなく、決済や資金調達、海外展開といった、事業運営における複雑な課題を一つずつ解消していくことで、より多くの人が自分の力で経済活動に挑戦できる社会をつくろうとする姿勢に表れています。

就活生としては、こうした「個人の力を後押しする」という考え方に対して、自分自身がどのように共感しているのかを考えておくことが大切です。身近に個人で事業を営む人がいる場合、その人が抱える課題を具体的に想像してみることも、志望動機を深める良いきっかけになるでしょう。

「Power to the People」という言葉は、単なるスローガンではなく、実際のプロダクト開発における優先順位づけの基準としても機能しているとされています。誰にとって、どのような形で力になるのかを常に問い続ける姿勢が、同社の事業運営に根付いています。

個人がインターネットを通じて経済活動に参加するハードルを下げるという発想は、副業や個人事業といった多様な働き方が広がる社会において、今後さらに重要性を増していくと考えられます。就活生としては、こうした時代背景とBASEの事業との関連性を理解しておくとよいでしょう。

急速な事業拡大を支えるエンジニアリング組織

BASEの成長を語るうえで見逃せないのが、急速に拡大するサービスを支えてきたエンジニアリング組織の存在です。多くのショップの決済や個人情報を扱うサービスであるため、セキュリティやスケーラビリティ、開発スピードのすべてを高い水準で満たす技術力が求められてきました。

創業初期から、日々数百店舗のペースで新しいネットショップが生まれるという急速な成長を支えるためには、システムの安定性を保ちながら、次々と新しい機能を開発していく必要がありました。こうした環境は、エンジニアとしての実践的なスキルを磨きたい学生にとって、大きな成長機会となる環境だといえるでしょう。

就活生としては、単に技術力を発揮するだけでなく、「できるエンジニアを育成する」という考え方のもとで、若手エンジニアがどのように育成されてきたのかについても調べておくとよいでしょう。技術力の高さと、それを育む組織文化の両方を理解することが、企業研究を深めることにつながります。

決済という金融性の高い領域を扱うだけに、法令対応やセキュリティ対策への意識も高い水準が求められます。エンジニア職を志望する学生にとっては、単なるWebサービス開発にとどまらない、堅牢性を重視した開発経験を積める環境として捉えることができるでしょう。

また、日々増え続けるショップ数に対応するため、システムの負荷にも耐えうる設計が求められます。大規模なトラフィックを支える技術的な挑戦に興味がある学生にとって、実践的な経験を積める貴重な機会になるはずです。

選考対策として押さえておきたい視点

BASEの選考対策を進めるうえでは、まず同社がネットショップ作成サービスから、決済・金融・越境ECへと事業を広げてきた戦略を具体的に理解しておくことが役立ちます。単一のサービスにとどまらず、個人やスモールチームが事業を成長させる各段階に寄り添う姿勢を、自分の言葉で説明できるように準備しておくとよいでしょう。

次に、「Payment to the People, Power to the People.」というミッションに対して、自分自身がどのような問題意識や共感を持っているのかを整理しておくことも大切です。個人が経済活動に挑戦しやすい社会をつくるという理念に、自分の経験や価値観をどう結びつけられるかを考えてみましょう。

最後に、BASEは創業者自身の身近な課題意識から生まれた企業です。自分自身の周囲で、ネットショップ運営や個人事業に関する課題を目にした経験があれば、それを具体的なエピソードとして準備しておくことが、選考を突破するための重要な鍵になります。

面接では、なぜ数あるIT企業の中で決済・EC領域を選んだのかを問われることも多いとされています。個人の経済活動を支えるという事業の意義について、自分なりの考えを整理しておくことをおすすめします。

ここまで見てきたように、BASEはネットショップ作成という入り口から、決済や金融、越境ECへと事業を広げ、個人やスモールチームの可能性を後押ししてきた企業です。企業研究を通じて、自分自身が個人の経済活動をどう支援したいのかを考えてみてください。

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