freeeとは?スモールビジネスを支える企業文化を徹底解説する | FLASPO MAGAZINE

freeeとは?スモールビジネスを支える企業文化を徹底解説する

freeeとは?スモールビジネスを支える企業文化を徹底解説する

freeeはどのような会社なのか

フリー株式会社は、2012年にGoogle出身の佐々木大輔氏らによって設立された企業です。2013年にクラウド会計ソフト「freee会計」をリリースしたことを皮切りに、会社設立に必要な書類作成を支援する「会社設立freee」、勤怠管理や給与計算を担う「人事労務freee」など、スモールビジネスのバックオフィス業務を幅広く支援するサービスを展開してきました。

「スモールビジネスに携わるみんなが創造的な活動にフォーカスできるように」というミッションを掲げるfreeeは、中小企業や個人事業主が本業に集中できるよう、経理や労務といった間接業務をテクノロジーの力で効率化することを目指しています。バックオフィス業務は事業の規模を問わず必ず発生するものであるため、幅広い顧客層にサービスを届けられる点が同社の強みとして語られています。

就活生にとっては、単なる会計ソフトの会社というイメージだけでなく、中小企業や個人事業主という日本経済を支える存在に寄り添い、その創造的な活動を後押しする企業として理解しておくことが重要です。

創業者の佐々木大輔氏は、大手広告代理店やGoogleでの勤務経験を経て起業に至った経歴を持ちます。大企業での経験を土台にしながら、スモールビジネスという異なる領域の課題解決に挑んできた背景を知ることは、企業への理解を深めるうえで参考になるでしょう。

freeeという社名には、businessをより自由に、より創造的にという思いが込められているとされています。単なる効率化ツールにとどまらず、経営者が本来やりたいことに集中できる環境をつくるという理念が、事業全体の根底に流れています。

会計から広がる複数のプロダクト展開

freeeを理解するうえで欠かせないのが、クラウド会計ソフトという一つのサービスから、複数のプロダクトへと事業を広げてきた成長の過程です。会計ソフトからスタートした同社は、その後、法人登記や設立手続きを支援するサービス、勤怠や給与計算を担う人事労務サービスなど、バックオフィス業務全般をカバーする方向へと事業領域を広げてきました。

こうした複数のプロダクト展開の背景には、スモールビジネスの経営者が抱える課題は会計だけにとどまらないという考え方があります。創業手続きから日々の経理、労務管理まで、事業運営に必要な業務を一気通貫でサポートすることで、顧客が本業に集中できる環境をつくろうとしている点が、同社の事業戦略の特徴です。

就活生としては、freeeが展開する複数のプロダクトの中で、自分がどの領域に特に関心があるのかを整理しておくとよいでしょう。会計領域に関心があるのか、労務領域に関心があるのか、あるいは新規事業として展開される金融関連サービスに関心があるのかによって、志望動機の方向性も変わってきます。

複数のプロダクトを横断して利用する顧客も多いため、一つの領域だけを深く理解するのではなく、事業全体としてどのような価値を提供しているのかを俯瞰する視点も大切です。プロダクト間のデータ連携がどのように顧客の業務効率化につながっているのかを調べてみるとよいでしょう。

また、freeeは金融機関との連携やAPI提供にも力を入れており、単独のソフトウェア企業にとどまらず、金融インフラの一部を担う存在としての側面も強めています。フィンテック領域への関心がある学生にとっても、注目に値する企業といえます。

「マジ価値」に代表される企業文化

freeeの企業文化を語るうえで欠かせないのが、「マジ価値」という独自の言葉です。これは、表面的な機能の追加や見栄えの良さにとらわれず、顧客にとって本当に価値のあることだけに取り組むという考え方を表した言葉とされています。社内でもこの言葉が日常的に使われ、意思決定の基準として根付いているとされています。

「マジ価値」という価値観のもとでは、社員同士が役職や立場に関係なく対等に議論できる文化が大切にされているといわれています。上下関係にとらわれず、顧客にとって本当に価値があるかどうかという観点から率直に意見を交わせる環境は、若手社員にとっても発言しやすい風土につながっているでしょう。

また、自由で快適な環境こそが生産性を高め、成果を生み出すという考え方も、同社の企業文化を語るうえで欠かせない要素です。就活生としては、こうした価値観に対して自分自身がどのように共感し、どのように力を発揮したいのかを考えておくことが、面接での受け答えに説得力を持たせるうえで役立ちます。

「マジ価値」という言葉は、社内の会議やプロダクト開発の議論の中でも頻繁に使われる基準とされています。新しい機能を追加する際にも、「これは本当に顧客にとって価値があるのか」を問い続ける姿勢が、日々の業務に根付いている点が特徴です。

就活生としては、面接の場で「マジ価値」という言葉をただ引用するのではなく、自分自身が過去にどのような場面で本質的な価値を追求した経験があるかを、具体的なエピソードとして語れるように準備しておくとよいでしょう。

スモールビジネスへの深い理解を重視する採用

freeeの採用選考では、スモールビジネスの経営者や個人事業主が抱える課題への理解や共感が重視される傾向にあります。会計や労務といった専門知識を持っているかどうかだけでなく、中小企業や個人事業主が日々どのような悩みを抱えながら事業を営んでいるのかを想像し、その課題に寄り添おうとする姿勢が評価されるとされています。

また、同社は営業職やカスタマーサクセス職において、顧客の業務プロセスを深く理解した上で、freeeのサービスをどう活用すれば業務が効率化されるのかを具体的に提案する力が求められます。単に製品の機能を説明するだけでなく、顧客の事業運営そのものに寄り添う姿勢が重視される点は、他のSaaS企業とも共通する特徴といえるでしょう。

就活生としては、過去にアルバイトやインターンなどを通じて、中小規模の組織や個人事業主と関わった経験があれば、その経験を通じてどのような課題意識を持ったのかを整理しておくとよいでしょう。身近な中小企業や個人商店の課題に目を向けた経験は、freeeの事業への理解を深めるうえでも役立つ視点になります。

実家が個人商店や中小企業を営んでいる学生であれば、身近な経験からリアルな課題意識を語ることができるかもしれません。そうした経験がない場合でも、アルバイト先の店舗運営を観察するなど、日常の中でヒントを探してみる姿勢が役立ちます。

また、freeeはエンジニア職においても、単に技術力を発揮するだけでなく、実際の顧客の業務フローを理解した上でプロダクトを設計する姿勢が求められます。技術と顧客理解の両方をバランスよく重視する企業文化だといえるでしょう。

企業研究をさらに深めるためのヒント

freeeへの就職を検討する際には、まず同社がどのような経緯で複数のプロダクトを展開するに至ったのか、その成長の過程を理解しておくことをおすすめします。会計ソフトという一つの入り口から、スモールビジネス全体を支えるプラットフォームへと発展してきた戦略を知ることは、企業理解を深めるうえで役立ちます。

次に、「マジ価値」という独自の価値観について、単なるスローガンとして覚えるのではなく、実際にどのような場面でこの価値観が意思決定に反映されているのかを、社員インタビューや説明会を通じて具体的に確認しておくとよいでしょう。抽象的な理解にとどまらず、具体的なエピソードを集めることが、志望動機に深みを持たせることにつながります。

その思いを自分の言葉で語れるように準備しておくことが、納得感のある就職活動につながります。

日本には数多くの中小企業や個人事業主が存在し、その多くがバックオフィス業務に多くの時間を割かれています。こうした社会全体の構造的な課題に目を向け、自分自身がどのような形で貢献したいのかを考えることが、企業研究をより深めることにつながるでしょう。

説明会やインターンシップでは、実際にfreeeのサービスを利用している顧客企業の声を聞く機会が得られることもあります。生の声に触れることで、教科書的な理解にとどまらない、実感を伴った企業理解が得られるはずです。

freeeはスモールビジネスという言葉が示す通り、大企業とは異なる小回りの利いた経営の面白さや難しさに寄り添う企業です。自分自身が将来的に起業や独立を考えている場合にも、学びの多い環境として捉えることができるでしょう。

地域の課題解決に挑戦してみませんか?FLASPOでは、全国の地方創生コンテストに参加できます。あなたのアイデアが地域を変えるきっかけになるかもしれません。


アイデアコンテストプラットフォーム「FLASPO」

FLASPO

アイデア1つで、地域や企業とつながれる。

FLASPOは、全国の自治体・企業が開催する若者向けアイデアコンテストのプラットフォームです。
地域や企業が抱える課題に対して、あなたのアイデアで解決策を提案できます。

賞金やユニークな地域体験が獲得できるコンテストも多数。誰でも参加無料・オンライン完結で挑戦できます。

コンテストを探す▶︎

FLASPOで現在開催中のコンテスト